バルセロナやマドリードだけがスペインではありません。
スペインが好きならバスク地方のビルバオにも足を運んでみましょう。
できれば日帰りではなく泊まりでの観光がおすすめです。
サッカー観戦や建築巡り、バル巡りなど、ビルバオならではの魅力を紹介します。
スペイン・ビルバオおすすめ観光…サッカー観戦、建築巡り、バル巡り
・アトレティック・クラブ(Athletic Club)
日本ではアスレティック・ビルバオと呼ばれることの多いこのクラブ。スペインとフランスのバスク地方出身の選手で構成されていて、バスク地方では圧倒的な人気を誇っています。日本でチケットを予約することができます。
・ホームスタジアムはサン・マメス(San Mamés)
アトレティック・クラブのホームスタジアムはサン・マメスです。ビルバオの中心地からも歩いていけます。試合の日になるとスタジアムへ向かう途中の道は、バルの軒先で立ち飲みするサポーターで賑わっています。サッカーファンにとってはたまらない天国のような場所です。
ビルバオで建築巡り
・グッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum Bilbao)
設計はフランク・ゲーリー。街のシンボルです。美術館を中心にして街の再開発を進め、ビルバオに活気が戻りました。ちなみにグッゲンハイム関連の施設は世界4都市にあります。
- アメリカ・ニューヨーク「ソロモン R. グッゲンハイムミュージアム」
- イタリア・ヴェネツィア「ペギー・グッゲンハイム・コレクション」
- スペイン・ビルバオ「グッゲンハイムミュージアム ビルバオ」
- UAE・アブダビ「グッゲンハイム アブダビ」
・アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)
1909年に完成。設計はリカルド・バスティダ。その後、フィリップ・スタルクが再設計し、2010年に生まれ変わりました。ギャラリー、映画館、カフェが入っている複合施設です。街歩きに疲れたら一休みできる落ち着いた空間です。
・世界遺産 ビスカヤ橋(バスク語:Bizkaia Zubia)
カスティーリャ語でPuente de Vizcayaです。バスク地方の街の標識やバルのメニューを見ると、バスク語とカスティーリャ語の両方が書かれていることが多いです。バスク語を守っていこうという意思の現れなのでしょうね。残念ながら私は時間の都合でビスカヤ橋に行けませんでした……。
ビルバオでバル巡り
スペインの中では比較的治安の良いバスク地方ではバル巡りを楽しめます。サン・セバスティアンのほうが有名なのですが、ビルバオにも楽しいバルがありますよ。ピンチョスを食べたり、ワインやチャコリを飲んだり、仲間同士と話したり、みんな楽しそうです。時間があれば旧市街のほうにも足を伸ばしてみては。
ビルバオの気候・天気・気温
夏は涼しく、冬は暖流と偏西風の影響でそれほど寒くなく、過ごしやすい気候です。いわゆる西岸海洋性気候です。
ビルバオへのアクセス
・【飛行機で】パリ、バルセロナ、マドリードからビルバオへ
日本からだとパリからビルバオに行く人が一番多いと思います。早くて安くて便利です。約1時間35分かかります。ちなみにバルセロナからビルバオは約1時間20分、マドリードからビルバオは約1時間です。
・【バスで】ビルバオ空港から市街地へ
ビルバオの空港から市街地にはバスが出ています。約15〜20分で着くのであっという間です。空港と市街地が近いのもビルバオの魅力の一つです。
・【バスで】サン・セバスティアンからビルバオへ
最初にサン・セバスティアンを観光してからビルバオに行く人にはバス移動がおすすめです。バスで約1時間かかります。サン・マメスの近くにビルバオのバスターミナルがありました。
ビルバオのホテル
バスク地方最大の都市なので、ホテルはたくさんあります。宿泊費をなるべく抑えたい場合は、普通のホテルではなくB&Bにしたほうがいいかもしれません。探せば意外とたくさん見つけられます。ただし、直前の予約だといっぱいになっている可能性があるので、早めに予約したほうがいいでしょう。
まとめ
ビルバオを観光するなら、日帰りではなく泊まりでの観光がおすすめです。サッカー観戦や建築巡り、バル巡りなど、ビルバオを存分に楽しみましょう。